宝塚歌劇団の花組で活動し、現在は行政書士・弁護士秘書として働く凜香百音さん。退団後のさまざまな仕事を経て、芸能・文化と法律の世界をつなぐ存在を目指しています。ご本人のアンケートから、これまでの歩みと現在の活動をご紹介します。

凜香百音さんは現在、東京で行政書士・弁護士秘書として働いています。行政書士として個人・事業者・NPO法人を対象に、行政手続きや団体・事業の運営に関するサポートに取り組む一方、法律事務所では弁護士秘書として法律実務を支えています。
ご本人のメッセージに登場するのは、「契約書って読みにくいけど、これって誰に相談したらいいの?」という身近な疑問です。こうした疑問を抱く方にとって、身近な橋渡し役になりたいと考えています。その背景には、凜香さん自身も法律や行政手続きに馴染みがなく、困った経験があります。
Instagramで日常生活に身近な事例を交えて発信しているのも、法律や行政手続きを身近に感じてもらいたいから。自分にも分からず困った経験があるからこそ、誰にでもわかりやすく伝えることを大切にしています。
凜香百音さんのメインInstagramを見る(別タブで開きます)
宝塚歌劇団101期生として、月組『1789-バスティーユの恋人たち-』で初舞台を踏んだ凜香さん。その後は花組に配属され、『ME AND MY GIRL』『はいからさんが通る』『ポーの一族』などに出演し、2019年の『CASANOVA』で退団しました。
退団後に経験したのは、スイーツブランドでのセールスマネージャーや、広告代理店での事務職です。舞台とは異なる職場で働くなかで、法律や契約に関する知識の必要性を感じるようになったといいます。
そこから、働きながら資格の勉強を続け、行政書士試験に合格。行政書士として開業し、弁護士秘書としての仕事にも携わるようになりました。今の活動のきっかけを尋ねると、ご本人は「退団後のさまざまな仕事を通して、法律や契約に関する知識の必要性を感じたからです」と答えています。
舞台時代は、お芝居が大好きだったという凜香さん。
舞台を離れた今も、人前で話す際には「姿勢がいい」「話が聞き取りやすい」と声をかけてもらうことが多いそうです。舞台経験が現在に生きている場面として、ご本人が挙げたのは、こうした日々のやり取りでした。
現在の仕事につながっていると感じるのは、宝塚での経験だけではありません。スイーツブランドでは営業力を、広告代理店では発信力やサポート力を培ったと振り返っています。
宝塚で培った表現力や相手を思いやる心に、その後の仕事で得た力が重なる。凜香さんは、これまでの経験のすべてが、今の仕事につながっていると捉えています。
舞台に立つ側としての経験と、退団後にさまざまな職場で働いた経験。その両方を持つ凜香さんが、これから目指しているのは、芸能・文化と法律の世界をつなぐことです。
「芸能・文化の世界と法律の世界をつなぎ、活動する方々が安心して自分らしく挑戦できる環境づくりに携わりたいです。」
身近な疑問に寄り添うことから、芸能・文化に関わる方々の活動を支えることへ。ご本人が思い描くのは、その間をつなぐ橋渡し役です。
ファンや読者へのメッセージには、「宝塚でいただいたご縁と経験を大切に、これからも新しい挑戦を続けます」と記しています。舞台で得たものを新しい仕事のなかに生かしながら、凜香さんは歩みを重ねています。
文・編集:via Lattea編集室
※ご本人のアンケート回答をもとに構成しています。

2015年宝塚歌劇団へ入団し、月組公演『1789-バスティーユの恋人たち-』で初舞台を踏む。花組に配属後、『ME AND MY GIRL』『金色の砂漠』『ポーの一族』などに出演し、2019年『CASANOVA』にて退団。 退団後は、働きながら行政書士試験に合格し、2025年杉野行政事務所を開業。 現在は、芸能・文化の世界と法律の世界をつなぐ存在を目指し、さまざまな活動に取り組んでいます。(活動エリア:東京)

宝塚歌劇団出身のジェンヌたちの美しさと現在の活動を伝える、via Latteaの編集室です。ご本人から届いた言葉や写真をもとに、仕事への思い、人柄、日々の習慣、これからの挑戦をご紹介。一人ひとりの歩みを丁寧に伝え、応援する楽しみをお届けします。
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